強度・耐久性・意匠性の向上
概要
ガラス繊維補強コンクリート(GFRC)とプレキャストコンクリートは、高強度・軽量・意匠自由度の高さから現代建築や景観デザインに広く使用されています。シリカフュームは超微粒子で高反応性のポゾラン材であり、これらのコンクリート製品の力学性能と意匠性能を高める重要な役割を果たします。
主なメリット
- 力学強度の向上粒子径はセメント粒子の約 1/100 で、毛細空隙を充填し微細組織を緻密化します。セメント質量比 5~10% 添加で、28 日圧縮強度が 20~30% 向上し、曲げ強度も改善。GFRC パネルやプレキャスト部材の長期構造安定性を確保します。
- 優れた表面品質と耐久性平滑な仕上がりと低空隙率は意匠外壁に不可欠です。シリカフュームはブリーディングや表面欠陥を抑え、緻密で美しい表面を形成します。透水性を低下させ、凍結融解抵抗性・炭酸化耐久性を高め、建築部材の耐用年数を延長します。
- 耐食性の強化沿岸部や多湿環境では塩化物イオンの浸透により鉄筋腐食が生じます。シリカフュームのポゾラン反応により追加の C-S-H ゲルが生成され、塩化物イオンの拡散を大幅に抑制します。
実務ガイド
推奨添加量:結合材総質量の 5~10%
最適性能のため水結合材比を 0.35 未満に維持
練り混ぜ時間を延長し、初期養生を十分に行い均一分散を図る
推奨画像
GFRC 製近代建築外壁・化粧パネル
景観・公共施設のプレキャスト建築部材