概要
シリカフュームは金属ケイ素・フェロシリコンの副生成物で、プレストレスト高強度コンクリート(PHC)パイプ製造に重要な役割を果たします。PHC パイプは深礎工事・インフラ整備に広く使用され、シリカフューム混入により総合性能が向上します。
主な特長
- 圧縮強度向上:セメントマトリックスの空隙を充填し、組織を緻密化し支持力を高めます。
- 耐久性向上:透水性を低下させ、水分・塩化物の浸透を防ぎ腐食・化学劣化を抑制します。
- 塩化物イオン遮断性向上:沿岸・海洋環境で塩化物浸透を抑え、長寿命化を実現します。
- 施工性・凝集性改善:コンクリートの分離を防ぎ、製品組織を均一に保ちます。
- 耐硫酸塩性向上:下水処理施設など硫酸塩環境での劣化を防止します。
- 収縮ひび割れ低減:微視組織を改善し、乾燥収縮ひび割れを抑制し保守コストを削減します。
用途
- 深基礎杭:高層ビル・橋梁などインフラ深礎工事。
- 上下水道配管:耐食性が求められる送水・排水管路。
- 沿岸・海洋構造物:塩化物腐食を防ぎ沿岸工事に最適。
まとめ
シリカフュームは PHC パイプの強度・耐久性・耐塩化物・耐硫酸塩性能を高め、過酷な建設環境で長期安定供用を可能にします。